メダカの寿命
こんにちは!
ようやくほぼ風邪から完全復活!のメダカ生活日記です!
さてさて、メダカも病気にかかったりしますし、メダカの死因にも様々な原因がありますが、メダカの寿命というのは平均どのくらいなのでしょうか?
1969年に調べられたものですが、ある飼育条件のもとで死亡数だけを見るのではなく一定期間のメダカの死亡率を計算した結果というものをみてみました。その結果、1年以内での死亡率は低いようですが、次第に死亡率は上昇して最も長く生きたメダカは1838日、約5年も生きていたという結果がありました。
しかし、野生のメダカなどは飼育されているメダカよりもずっと寿命は短く、平均として1年半ぐらいで世代交代されるそうです。遺伝的な系統によっても寿命には大きな差があり、メダカの寿命といっても遺伝や環境条件によって大きく異なるようです。
メダカは哺乳類と比べて成熟した後も成長を続ける生物であるために年老いたメダカはほとんどが大型になります。老化することで運動能力が低下して活発に泳ぐこともなく反応も鈍ることがありますが、個体差もあり一概にはそうとはいえないようです。また、水晶体が白く濁ることがたまに見られるそうで、年をとったメダカの眼は少し不透明な感じがすることがあるのだとか。
年をとったメダカというのは直感で若いメダカとは異なりはするけれども、それを一定の指標にもとづき老化度を調べるというのはとても難しい研究だということです。
確かに、年老いたようなメダカは若いメダカと違っているなと思う場合もあります。俊敏さがなくなっているようにも感じますし、年をとったメダカはそれなりの風格のようなものが出てくるような気もします。また、単なる直感ですが元気に泳いでいるメダカを見た時にそろそろこのメダカは星になってしまうのかもしれないと思うこともまれにあります…。それが結構当たったりするのですが…。
老化というものは我々人間もそうですが、脊椎動物に共通のものであって抑えられるものではありません。常に若々しくありたいものですが、年を重ねるにつれて弱っていったり体に不具合が出てきたりするのは人間もメダカも同じです。
もしメダカの老化具合、寿命というものが目に見えてわかるような指標があると面白いと思います。最近ではもしかしたらそういう研究もすでになされているのかもしれませんね。また時間があれば調べてみたいと思います。
参考文献 - 江上信雄 (1989) 『メダカに学ぶ生物学 - 生命現象のミクロとマクロ』 中公新書
ようやくほぼ風邪から完全復活!のメダカ生活日記です!
さてさて、メダカも病気にかかったりしますし、メダカの死因にも様々な原因がありますが、メダカの寿命というのは平均どのくらいなのでしょうか?
1969年に調べられたものですが、ある飼育条件のもとで死亡数だけを見るのではなく一定期間のメダカの死亡率を計算した結果というものをみてみました。その結果、1年以内での死亡率は低いようですが、次第に死亡率は上昇して最も長く生きたメダカは1838日、約5年も生きていたという結果がありました。
しかし、野生のメダカなどは飼育されているメダカよりもずっと寿命は短く、平均として1年半ぐらいで世代交代されるそうです。遺伝的な系統によっても寿命には大きな差があり、メダカの寿命といっても遺伝や環境条件によって大きく異なるようです。
メダカは哺乳類と比べて成熟した後も成長を続ける生物であるために年老いたメダカはほとんどが大型になります。老化することで運動能力が低下して活発に泳ぐこともなく反応も鈍ることがありますが、個体差もあり一概にはそうとはいえないようです。また、水晶体が白く濁ることがたまに見られるそうで、年をとったメダカの眼は少し不透明な感じがすることがあるのだとか。
年をとったメダカというのは直感で若いメダカとは異なりはするけれども、それを一定の指標にもとづき老化度を調べるというのはとても難しい研究だということです。
確かに、年老いたようなメダカは若いメダカと違っているなと思う場合もあります。俊敏さがなくなっているようにも感じますし、年をとったメダカはそれなりの風格のようなものが出てくるような気もします。また、単なる直感ですが元気に泳いでいるメダカを見た時にそろそろこのメダカは星になってしまうのかもしれないと思うこともまれにあります…。それが結構当たったりするのですが…。
老化というものは我々人間もそうですが、脊椎動物に共通のものであって抑えられるものではありません。常に若々しくありたいものですが、年を重ねるにつれて弱っていったり体に不具合が出てきたりするのは人間もメダカも同じです。
もしメダカの老化具合、寿命というものが目に見えてわかるような指標があると面白いと思います。最近ではもしかしたらそういう研究もすでになされているのかもしれませんね。また時間があれば調べてみたいと思います。
参考文献 - 江上信雄 (1989) 『メダカに学ぶ生物学 - 生命現象のミクロとマクロ』 中公新書
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